市内遺跡 発掘調査情報
ここでは、現在当センターが行っている発掘調査の一部をご紹介しています。
長岡京跡右京第1304次調査
調査地:天神一丁目地内 期 間:令和6年10月7日~令和7年1月31日(予定) 遺 跡:長岡京跡右京六条三坊三町 開田城ノ内遺跡 今回の調査は、JR長岡京駅西口から長岡天満宮を繋ぐ都市計画道路(通称「天神通り」)の拡張工事に伴うものです。 天神通りは、長岡京市のシンボルロードとなるよう、現在、計画総延長990mのうち既に長岡京駅から558mが幅25mの道路として整備されました。 これまでの発掘調査では、弥生時代の方形周溝墓をはじめ、古代の掘立柱建物など人々の生活にかかわる遺構が確認されています。その中でもっとも注目されるのは、長岡京の条坊側溝や交差点の発見です。これにより現在の天神通りが、長岡京時代の東西道路である六条条間小路と沿うように敷かれていたことがわかりました。 ※平安京へ遷都した後も長岡京期の条坊道路の遺構が、畑のあぜ道など地境として残り、近世以降に現在のような道路として再整備されたようです。 今回ご紹介する調査は、阪急長岡天神駅南側踏切西詰の一角で行っているものです。調査地は、天神通り北沿いの道路拡幅用地内にあり、東半の第1区、西半の第2区、北側の第3区の3区画に分けて順番に調査しています。 ・現在の調査状況 10月7日:第1区(東側)調査を開始しました。 11月20日:第1区(東側)の調査を終了しました。 11月22日:第2区(西側)の調査を開始しました。 |
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発掘調査現場の様子1(第1区・東から撮影) |
発掘調査現場の様子2(第2区・南西から撮影) |
長岡京跡右京第1291次調査・・現地調査は終了しました
調査地:開田三丁目地内 期 間:令和6年4月15日~6月27日 遺 跡:右京六条二坊十五町 開田遺跡 この発掘調査は、阪急長岡天神駅前の再開発工事に伴うものです。 周辺で行われた調査では、長岡京期の六条条間小路や掘立柱建物、古墳時代の竪穴建物などが確認されています。 現在行っている調査では、掘立柱建物と土坑などを検出しています。今後、遺構の精査を行い、時期を確認します。 ・現在の調査状況 4月15日から調査を開始しました。 |
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発掘調査現場の様子(西から撮影) |
掘立柱建物の様子(南西から撮影) 東西三間、南北二間の柱穴が並んでいます。 |
長岡京跡右京第1284次調査・・現地調査は終了しました
●長岡京跡右京第1284次調査
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発掘調査現場の様子(北東から撮影) |
長岡京跡右京第1278次調査・・現地調査は終了しました
調査地:開田一丁目107-1の一部
この発掘調査は、長岡京市庁舎の西側に新設される道路建設工事に伴うものです。 |
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発掘調査現場の様子(南東から撮影) |
発掘調査現場の様子(西から撮影) |
長岡京跡右京第1277・・現地調査は終了しました
調査地:開田三丁目501他
この発掘調査は、JR長岡京駅と阪急長岡天神前駅を結ぶ道路の拡幅工事に伴うものです。 |
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乙訓寺第32次調査・・現地調査は終了しました
調査地:今里四丁目地内
今回の調査では、乙訓寺第29次(長岡京跡右京第1252次)調査で見つかった大型掘立柱建物の規模などを確認する追跡調査を行っています。 |
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発掘調査現場の様子(北東から撮影) |
調査区南東で新たに確認された柱穴の様子 (東から撮影) |
乙訓寺第30次調査・・現地調査は終了しました
調査地:今里四丁目地内
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発掘調査現場の様子(北東から撮影) |
確認中の柱穴の様子(北から撮影) |
長岡京跡右京第1264次調査・・現地調査は終了しました
調査地:開田一丁目108の一部 開田遺跡
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発掘調査現場の様子(北西から撮影) |
長岡京跡右京第1262次調査・・現地調査は終了しました
調査地:開田三丁目506-1ほか 開田遺跡 この発掘調査は、JR長岡京駅と阪急長岡天神前駅を結ぶ道路の拡幅工事に伴うものです。 |
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発掘調査現場の様子(東から撮影) |
六条条間小路南側溝の様子(西から撮影) |